束の間の賑わい 《平成29年6月中旬》 |
今年の梅雨はいまだ梅雨らしくない日々が続いていますが、久し振りのひと雨の後、気象衛星画像で澄んだ空が期待できると踏んで、数年ぶりの熊野路へ旅立ちました。 お目当ては青い空に輝く太平洋。 初日は期待通り、その条件を叶えてくれるお天気に恵まれました。 出発前の予報ではこのお天気も一日か二日。 それが二・三日続く方向に好転らしい・・・ (どの道澄んだ空気は一日限り、予報は大体外れるし・・・) 案の定というか、予定外というか、翌朝はどうも曇りがち。 それでも天気予報は晴れマークのみ、しきりに日差しに注意とか。 きっと南岸方面程雲に覆われているのだろうけれど、携帯(ガラケーです)の短時間局地予報でさえも全然当てにならない! という訳で、朝の一通りの予定撮影を済ませた後は、ぶらぶらと沿線の散策。 と言っても、大体の目星はついている地域なので、それほどのやる気もなし。 荒船海岸できょろきょろしているうちにおなかの調子が・・・ 手っ取り早く確実なのは駅のトイレ、という訳で最寄りの紀伊田原駅へ。 到着と同時に、若い女性に連れられた、それぞれ軽い障害を抱えておられる様子のお年寄り一行が来訪。 運悪く、汽車の到着は当分先。 皆で待合で、のんびりくつろぎ始めました。 これはと思い用足しは後回しに、手持ちでとっさの撮影会。 普段は可能な限り三脚撮影なので、慣れていないせいもあるのでしょうか、ピント(普段は使わない光学ファインダーの位相差検知式AFは、後ピンが酷い状態を放置中)と画角にばかり気を取られて、始めのうちは日陰で見づらいおじさん達の表情の変化に狙いを定めるまでの余裕がありませんでした。 その後も、より良い画角を試行錯誤で数枚撮り続けたのですが、帰宅後の検討の結果、この最初の切り取り画角がバランス的に最良という、ちょっぴり不完全燃焼の一枚となりました。 ちなみに、撮影後は予定通り併設のトイレ(画像右奥)へ。 我が家も昔はこれだった、伝統の汲み取り式。 人生初のお尻に「ぴちゃ」を初体験!(汚れ話で失礼しました。) |